コスメ
厚塗りファンデーションの防ぎ方
ファンデーションの厚塗りはメイクのお悩みに常にランクインしています。
顔の中心以外は薄くつけることや、均一に塗るとのっぺりしてしまうのは分かっていても、毛穴やシミをカバーしているとついつい厚ぼったくなってしまうというのはよくある話ですね。
ファンデーションは肌をきれいにみせてくれるだけではなく、日焼け止めでカバーしきれないすき間を無くし、サンブロック効果を上げてくれるなどの効果もあります。
のっぺりとお面の様にならないファンデーションのつけ方を紹介します。より立体的な肌づくりに挑戦してみてくださいね。
自然光は塗った後の肌質を適格に確認できる
ライティングによって肌質は違ってみえます。ファンデーションの色味や塗った後の肌質を確認するのにも自然光が適しています。
なるべく自然光が入る場所でのメイク、また最終チェックだけでも自然光の下で行うことをおすすめします。
立体感のでるファンデーションの塗り方
【リキッドファンデーション】
パール粒大を2分の1に分け、指の第2関節あたりまで軽く伸ばします。
そのファンデーションをまず右頬と左頬におき、残りを額、目周り、鼻、口周りにおいた後、内側から外側へ向い薄く丁寧に伸ばします。
顔の中心を主にカバーしフェイスラインは顔の中心より薄くつける事で質感に強弱がでます。ファンデーションの強弱をつけることで肌の立体感を演出し、のっぺりとした仕上がりを防ぐことができます。
ファンデーションを肌により密着させ、余分な油分をとるためにここでスポンジを使用します。 スポンジは横に引いてしまうとファンデーションをこすりとってしまう可能性があるため、軽くポンポンとたたくようにして使用します。
【パウダーファンデーション】
パウダータイプのファンデーションをつける順番もリキッドと同じになります。
コツはスポンジの持ち方にあります。スポンジの端を挟んでもつことでファンデーションを多く取りすぎてしまうことを防ぎます。
またファンデーションを塗るときは力を入れずにそっと肌の上を滑らせるイメージでつけてみてください。
※ポイント※ ファンデーションの前に使用する下地または日焼け止めは相性が良いものを選びましょう。 同じブランドの下地とファンデーションは組み合わせが良いようになっていることが多いです。違うブランドの製品を組み合わせて使う際はファンデーションの伸びが悪くならないか、厚ぼったくならないかなど確認して使いましょう。
ファンデーションに関する悩み
ファンデーションに関する悩みは、「正しい色の選び方」、「リキッドとパウダーどちらがよいか」などさまざまです。
その中でも特に目立っているお悩みは「ファンデーションののりが悪い」です。
これからの季節は乾燥も気になり始める時季です。朝メイクをしている時の化粧ノリが悪くてファンデーションをつけたらもっとガサガサが目立った!なんて感じたことのある女性も多いと思います。
そこでファンデーションののりを良くする下地づくりを紹介します。 ファンデののりが悪い主な原因としては乾燥があげられます。 でも過度の保湿は化粧崩れやファンデーションのモロモロ現象を招いてしまいがちです。
まず自分の使用しているスキンケアラインで、しっかりと保湿を行います。朝はクリームを使用しないという方はジェルタイプで重くならないタイプをおすすめします。
ややしっとりしすぎているかなと感じる位まで保湿を行い、スキンケア製品が肌に馴染むのを約5-10分待ちます。時間に余裕がないという方はこの間に朝食、着替え、歯磨きなどをすませておくことが出来ると思います。
少し時間がたった後でも、しっかりと保湿を行ったので油分が残っています。
この油分をティッシュでオフしていきます。 ティッシュを直接肌の上にのせ、ティッシュの上から手でおさえます。油分を拭き取るのではなく、肌の表面にティッシュを軽くあてる程度にします。
このプロセスを行うことでファンデーションののりがグンと変わってきます。
また乾燥がすごく気になる方はこの後にティンティッドモイスチャライザー(色付き乳液)の使用をおすすめします。保湿力もあり多少のカバー力もあるので、ファンデーションの量も少なくてすみ、厚塗りを防ぐことができます。
ぜひファンデーションの厚塗りを防ぐためにトライしてみてくださいね。