スキンケア
花粉が飛び始める前に
日本人の国民病とも言われる花粉症ですが、そろそろつらい時期が近づいて来ました。アレルギーの原因となる花粉は年間を通して飛散していますが、その中で花粉症の原因と言われるスギの花粉が飛散するのは2月から4月にかけてといわれています。花粉の季節は肌が荒れてしまったり、化粧水がしみたりしませんか。今回は花粉の時期にできる対策方法をまとめてみました。
花粉で顔がかゆい
花粉の時期になると肌もかゆくなることがあります。それは花粉の影響でアレルギー皮膚炎を起こしているかもしれません。顔が腫れぼったくなる、肌が乾燥する、顔全体がかゆいなどの症状がある場合はその可能性が高くなります。当てはまる症状がある場合は皮膚科に行く、生活改善や美容改善などで症状を抑えていきましょう。
アレルギー性皮膚炎の原因
アレルギー性皮膚炎を起こす場合は、バリア機能が低下していることが考えられます。バリア機能が低下している肌の状態とは、お肌の表面にある角質層にある水分が減り、肌が乾燥します。お肌を守る盾がない状態になっているので、外的刺激が直に影響してしまいます。また、バリア機能が正常でない時は化粧水がしみたり、お肌がヒリヒリする症状が出ることもあります。花粉の次は紫外線が強くなる時期です!肌のバリア機能を正常にしておくことで美肌やアンチエイジングにも重要です。
バリア機能を強化!
バリア機能を強化する際には、正しい保湿、良質の睡眠、適度な運動などが効果的になります。
【正しい保湿】
肌のバリア機能が低下している時には、敏感肌用の化粧品、セラミド配合の化粧品、皮膚科で処方してもらえる乳液などが効果的です。また、クレンジングはミルクタイプなど肌に負担をかけないものを使うように心がけましょう。
敏感肌用化粧品
ラ ロッシュ ポゼ
【敏感肌用】トレリアン モイスチャーローション 4,320円
ラ ロッシュ ポゼ
【敏感肌用】トレリアン リッチ 4,860円
セラミド配合化粧品
キュレル
化粧水 III とてもしっとり 【医薬部外品】150ml オープン価格
キュレル
潤浸保湿フェイスクリーム 【医薬部外品】40g オープン価格
皮膚科で処方してもらえる保湿剤
ヒルドイトクリーム
肌に優しいクレンジング
ラ ロッシュ ポゼ
【敏感肌用】クレンジング ウォーター 2,808円(税込)
ラ ロッシュ ポゼ
【敏感肌用】トレリアン ダーモクレンザー 3,780円(税込)
【良質の睡眠】
美肌をキープするには良質の睡眠がとても大切です。お肌の再生は寝ている時に行われていますのでゴールデンタイムと言われている22時〜2時に質の良い睡眠をとるように心がけましょう。寝てから3時間後に脳の脳下垂体から成長ホルモンが多く分泌されることが分かっていますので、この3時間に深い良質な睡眠を得ることが重要です。
★良質な睡眠をとるために★
・寝る直前はスマホやパソコンを使わない
・寝る2〜3時間前の食事は避けるようにする
・寝具を清潔に保つ
・寝る前に軽いストレッチを行う
【適度な運動】
成長ホルモンは無酸素運動でも分泌されます。無酸素運動とはいわゆる筋トレなどになります。筋トレを行うと筋肉に乳酸が溜まります。これが成長ホルモンの分泌を促進してくれます。筋トレというと激しいトレーニングを想像してしまうかもしれないのですが、スローなトレーニングでも成長ホルモンは分泌されます。自分に合う無理のないトレーニングを探してみましょう。また、体温が高いままだと寝つきが悪くなりますので、お風呂に入る時はぬるめのお湯がオススメです。
花粉対策に有効とされるもの
バリア機能を正常にさせると共に、花粉対策として有効とされるものでヨーグルトがあります。即効性はないのですが、継続していることでヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内環境を整えて、その結果免疫力がアップして、アレルギー症状を緩和するというものです。花粉症状が出る2〜4週間前から食べ始めると良いとのことです。これ以外には、花粉用目薬やうがいをこまめにする、空気清浄機を使うなどがあります。また、花粉症の症状を抑えるために抗アレルギーの薬を花粉が飛散する前から飲むのも効果的とされます。